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動物実験のお話

今回はヒジョーに長文かつ重い話。

元より私は動物殺処分にも動物実験にも反対ついでに毛皮も反対)というスタンスですので、犬猫を飼う機会があれば必ずボランティアから引き取ろうと考えていました。

たまたまWebを検索して見つけたシェルターが近隣にあったため、そこで家族になる子を見つけてきた…というのがナナーを迎えることにしたきっかけです。

シェルターで抱かせてもらったとき、ナナーはわずか620g。
こんなにちっちゃくて、か弱い生き物を、どこかの誰かが「いらないから処分して」と保健所に持ち込んだんだなあと思うと胸が詰まります。

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ナナーじゃなくてクマー

自分で手を下せば少しは罪悪感もわくだろうに、行政に託したり、捨てたりするのは一番卑怯なことじゃないだろうか。

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捨てられた犬や猫が自力で生きていくのは困難です。
また、殺傷分数を減らすための努力をしていない自治体に持ち込まれた動物たちの運命は悲惨なものですし、北海道では不要犬の回収箱なんてものが設置されたことでニュースにもなりました。

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ペットショップでは純血種の犬猫が決して安くない価格で売られているわけですが、その一方で、ペットショップで売られているよりたくさんの犬猫が飼い主の手で保健所に持ち込まれている悲しい現実があるわけです。

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これっておかしな話ですよね。
空前のペットブームといっても、日本人の意識はまだまだなんだなと考えさせられます。

さて、「実験犬シロ」をご存知でしょうか。



実は保健所に持ち込まれていた犬猫たちのうち、人懐こくて従順な子は、実験動物として払い下げられることがありました。
シロも1,300円で大学病院へ売られ、実験のために手術をされた後、そのまま施設内で放置されていたそうです。
ボランティアが酷い状態のシロを発見し、ずさんな動物実験の実態が世間に知られることとなり、署名運動が起こりました。
平成17年末をもって動物実験への犬猫の払い下げが廃止になったのは、この事件があったからこそ。

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逆にいえば、そんなについ最近まで、仮にもペットとして飼われていた動物たちを実験と称して虐待していたわけで。
保健所に持ち込む飼い主たちは、そういうことまで承知していたんでしょうか。

実験犬シロのドキュメント その1
実験犬シロのドキュメント その2
実験犬シロのドキュメント その3
実験犬シロのドキュメント その4

医薬品の開発に必要最低限の実験は仕方ないとしても、化粧品や生活用品の安全性確認の動物実験は必要ないと思います。
わざわざ動物を苦しめてまで安全性を担保しないとイカンって変じゃないですか?

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とある遊園地のロッカーに描かれていたえもいわれぬ絵

私は肉も卵も食べるし、それは生きていくために必要であるからとわりきってはいますが、自分の安全性を担保するために動物を犠牲にして欲しくないし、そういった製品もいらんです…。

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ウサギの肛門って、人間の女性の唇と組成が似てるんだそーですよ。
そのため、口紅の毒性テストはウサギを使って行われます。
毒性試験に使われたウサギの写真が痛々しくて見てられない。

[急性毒性実験]
絶食させたマウス、ウサギ、イヌなどに試験物質を投与し、そのうちの半数が死ぬ試験物質の量を調べる実験。
※半数致死量を指して、LD50と称される。(50% Lethal Doseの略)


イヤがるものを無理やり投与するわけですから、動物には苦痛や激痛が伴います。
この実験で毒物を胃に詰め込まれ、胃が破れて絶命する動物もいるらしい。
致死量を調べるための実験ですから、たくさんの動物たちが死ぬまで苦痛を味わうことになるんです。

どういう拷問だヨ。

LD50試験は残酷なうえ、動物差・個体差などの誤差も生じやすいため、「そもそもこの実験方法に意味がないのではないか」として欧米諸国では廃止の動きがでていますが、食品や薬品の安全性に厳しい日本では、むしろLD50を強化する方向に動いているようです。
消費者団体からは安全性確認のためにもっと動物実験を増やせという声もあるとか。
日本らしいといったら日本らしいですね。

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化粧品などは新成分を配合して目新しさを強調したほうが売れるのかもしれません。
しかし、新成分を配合して「薬用化粧品」と名乗るためには、たくさんの動物実験を経て毒性などを調べなくちゃならない。
そこで実施されるのが前述したLD50試験というやつです。

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日本は動物実験を規制する法律のない「先進国」です。
いったいどのような実験を経て「安全性」という不確かなものを担保しているのか、消費者はほとんど知らない。

知らない間に自分が荷担しているなんてたまったもんじゃないです

我々にできるのは、動物実験を行っている企業の製品をボイコットすること。
「そんな製品はいらん」と署名などに参加してダイレクトに声を届けることです。

動物実験廃止・全国ネットワーク(AVA-net)
アニマルライツセンター(no more animal testing)

どのような実験がされているのか(企業が発信することはなく、多くは内部告発です)という情報や、動物実験をしている・していないメーカーのリストなどがありますので、ぜひ参考に。

ただし、動物好きにはちょっとヘヴィですので、覚悟して読んでください。

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それと、犬猫を飼いたいと思っている人。
犬猫を飼える環境に恵まれている人。

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商品としての犬猫をペットショップで購入するのではなく、シェルターから引き取ることもぜひ検討してください。

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